郷土菓子を巡るべく、ユーラシア大陸を自転車で横断した24歳のパテシィエ・林周作さんが、初のレシピ本を出版しました。3年半の歳月をかけ、西欧から東欧、中東、アジアまで »STORY
郷土菓子を巡るべく、ユーラシア大陸をひとり自転車で横断した林周作さん。ひたすら甘いもの探し続け、食べ続けたその数32ヶ国、300種。そして各地で出会ったトピックを盛り込んだ自費出版新聞を制作しながら旅を »STORY
盗難という不運な出来事は、僕の意気込みまでも奪ってしまった。iPhone、カメラ、ノートパソコンを失ってしまい、僕は途方に暮れていた。思い切って3ヶ月間伸ばしたヒゲを剃っただけでは気持ちは晴れず »STORY
緩やかな山を越え、クロアチアからボスニアヘルツェゴビナに入った。島国で育った僕にとって国境は高いハードルのように感じてしまうのだけれど、海外に行くと自転車で »STORY
あの時の僕はこれっぽっちもクロアチアを知らなかった。人のことも文化のことも、歴史のことも。なにしろ首都ザグレブの名前すら初めて聞いたくらいだったから。到着時刻の夜9時から宿を探し始めるのは心細かったけれど »STORY
そのおじさんとは3年前のヨーロッパ旅行で出会った。ミュンヘンのマリエン広場で地図を広げていると、「何してるの?」と声をかけられたのがきっかけだった »STORY
悪魔の囁きが聞こえる。「ヨーロッパの鉄道には自転車用の車両があるじゃないか。それを使えば隣町まであっという間じゃないか」。想像を超えた自転車の »STORY
こんなに重たそうな自転車は見たことがない。前輪後輪の両脇には荷物でパンパンになったバッグが計4つ、荷台にはバッグパックが、おまけにハンドルにまで小さな荷物が »STORY