季節は待望の春、そして初夏へと流れている。私が暮らす京都は、観光シーズンまっただ中。町は車やバス、人であふれていて、自転車が本当にちょうどいい移動手段だと実感する。京都の町中はもちろん »STORY
まだ夜も明けきらぬうちから仙遊寺の朝勤に参加し、昨晩のカジュアルな出で立ちとは一転、法衣に身を包んだ副住職からありがたい法話を受け »STORY
ヨーロッパを旅していると、歴史的な建造物が今なお現役で利用されていて驚くことがある。教会や大聖堂はもちろん、劇場、学校、パブなど、数百年前を経た建物がそのままに、当たり前のように使われている。そうした建物は町の人々の誇りであり、使い続けることでまた、過去から現在、未来へと人々の暮らしを繋げていく役割をも担っている。 »STORY