伊根浦には小さな入江を取り囲むように舟屋と呼ばれる家屋がびっしりと立ち並び、独特の景観をつくり出している。海に面した舟屋の1階は舟のガレージで、道路が整備されていなかった時代、住民たちはどこへ行くにも舟を使っていたという »STORY
弥栄町で染色工房を営む大下倉和彦さんを訪ねた。丹後はかつてちりめん生地の一大産地として栄えたが、時代の変化とともに衰退、大下倉さんのお父さんも工場を営んでいたが廃業してしまったという。わずかに残された工場跡を工房に »STORY
旅も4日目になると、朝起きて自転車に乗って走ることが日常になってくる。この日はひとまず西を目指し、丹後半島のつけ根を横切る。景色が半島に変わったことを感じながら峠を越えると、突然、美しいイングリッシュガーデンに出くわした »STORY
「僕も一緒に宮津まで行っていいですか?」 自転車で日本一周の経験もある昭文さんの、トラベラーの血が騒いだらしい。その日の旅の目的地、天橋立のある宮津までの同行を申し込んでくれた。旅の道中に仲間が増えるほど嬉しいことはない »STORY
2日目はすばらしく晴れ上がり、朝から気分は最高だった。園部の城下町を抜けて9号線をひた走り、兵庫県篠山市との県境にあるルーカスの旧友、宮本健さんと美穂さん夫妻の営む天然酵母パン「KARUNA」を目指す
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旅立ちは雨だった。この日は京都在住30年の自転車ガイド、ヴィンセントさん(P.99)が加わり、総勢7人の大所帯。トレインになって京都の町をクルーズする非日常感と旅の始まりの高揚が重なり »STORY
前後キャリアに荷物を満載した時代は今は昔。バイクパッキングの登場以降、自転車旅の道具は驚くほど軽く、コンパクトになった。ライトウェイトな旅道具のオーソリティ、千代田高史さんのバッグの中身から、新しい時代のサイクルツーリングの方向性を探る。 »STORY
自転車の旅をテーマとした今回の特集のため、サイクルツーリングやバイクパッキングについて調べるうちに、ひとつのウェブサイトと出会った。「Pannier」という名のそのサイトには、イギリスやヨーロッパを中心に »STORY