太陽の光を受けていきいきと育つハーブたちは、輝くような生命力に満ちていた。ラベンダーはまだ蕾もついていないのに強い香りを漂わせ、ぷっくりと肉厚なミントは葉を少しちぎるとパッとさわやかな香りが弾ける。 »STORY
夕方からラクダに乗って、砂漠のなかにあるオアシスにつくられたキャンプ場に向かう。たった2時間とはいえ砂だらけのなかを遊牧していると、パームツリーやタマリンドなどに囲まれたオアシスを見つけたとき、妙に安堵感があってうれしい。 »STORY
前々回のコラムでクスクスのお話をした、モロッコの旅。その旅には他にも目的がありました。モロッコの中北部の山間にある街、シェフシャウエン。建物の壁や道路、家のなかまでの街のすべてが鮮やかなブルーに »STORY
この10月、3年ぶり4回目のモロッコへ行ってきました。今回は1ヶ月の長い滞在でしたが、特に予定も入れず、サーフィンをしたりしてのんびりと過ごしました。何も予定を入れないと、不思議と楽しいプランが飛び込んできます »STORY
でこぼこの砂地の道を走り、タマネギやアルファルファなどが植えられた小さな畑や四角い土の箱のような家がポツポツと並ぶ集落をいくつか過ぎると、「KHAMLA(ハミリア)」という手書きの看板を見つけた »STORY
ここ最近、ずっとつくり続けている調味料がある。北アフリカ料理ではよく使われている「HARISSA(アリッサ)」。初めて口にしたのは、確かまだ10代だった頃 »STORY
アルガンの木はモロッコのみで生育する植物で、シアバターで知られるシアの木と同じアカテツ科の樹木。7~10メートルほどに成長し、オリーブにも »STORY
モロッコ料理に欠かせない伝統的な調味料にプリザーブドレモンがある。甘いジャムではなくて、たっぷりの塩に漬け込んで発酵されたレモンのこと »STORY
モロッコを原産とし、肌や髪をうるおすスキンケア素材として、古くから愛用されてきた粘土「ガスール」。今回はそのガスールを原産国であるモロッコの人々がどのようにして生活に取り入 »STORY
地中海と大西洋に面した北アフリカの国、モロッコを原産とし、肌や髪をうるおすスキンケア素材として、古くから愛用されてきた粘土「ガスール」。アラビア語で「洗い浄める」という名を持つこの粘土 »STORY
マラケシュからエッサウィラに向かう道の途中、雄大な草原にブロッコリーのような木がポコポコと並ぶ不思議な景色に遭遇した。このブロッコリーの正体は、「アルガンツリー」というモロッコの南部にしか生息していない珍しい樹木。 »STORY
結婚式や特別なお祝いのとき、モロッコではアーモンドと小麦粉と砂糖がベースのシンプルで小さな焼き菓子が欠かせない。お菓子を山のようにお皿に盛って、みんなでまわしながら食べるのだ。そんな伝統的なモロッコ菓子のブティックが「アマンディン」。 »STORY
12月中旬のさわやかな晴天の東京で、ニーハイメディアの事務所兼アトリエにてモロッコ料理教室「Food Trip」の第2回目が開催された。葉山のご自宅で「griot」というカフェ/雑貨の店を経営する有元くるみさんが、PAPERSKYのFOOD CLUBイベントを担当してくれたのだ。 »STORY
モロッコのもうひとつのライフスタイルを探しに、サハラにある街メルズーガを目指した。メルズーガにはサハラ砂漠の大砂丘のひとつ「レルグ・シェビ」があり、またこの一帯には、「ブルーマン」と呼ばれる青い装束に全身を包んだベルベル人の部族が暮らしている。 »STORY
幼少時代を南米ベネズエラの首都カラカスで過ごすという一風変わったルーツを持ち、その後も転々と放浪生活を続けてきたCaravan。彼がさまざまな土地を旅し続ける中で得たひとつの答え、それは自分自身が「日本人である」という、あたりまえの事実だった。ブルースに根ざしたアーシーな曲の数々は、 »STORY
モロッコのメディナには、行商用の宿だった建物を複数の職人たちが仕事場として使っている共同工房がいくつもある。その中のひとつに、フランス人のブリジットさんが自らデザインするタオルとリネンの工房がある。12年前、仕事の関係でたまたまそのひとつに訪れた彼女は、そこから響いてくる金槌や鋸、機織などモノをつくりだす音に強く惹かれた。「職人たちの立てる音が私の心臓を打つように響いた。それがきっかけです」 »STORY
何世紀にもわたって、南アフリカから、アラビア半島から、ヨーロッパから異国の文化が流れついてきたモロッコ。何気ない日用雑貨にも世界遺産の町並みにも、そのバックグラウンドが色濃く映しだされている。 »STORY
およそ100年にわたって、アフリカ人、ベルベル人、ユダヤ人、アラブ人、ヨーロッパ人が互いに調和しながら暮らしてきた国、モロッコ。 »STORY
茅ヶ崎にて洋服・雑貨の店「griot」(グリオ)を主催する、有元くるみさん。数年前からモロッコ・マラケシュの裁縫職人に仕事を依頼し、くるみさんがデザインした洋服の襟元や袖に、モロッコの伝統的な手編みの刺繍を施してもらっている。Paperskyは、そんな有元くるみさんとともにモロッコを訪れた(no.26) »STORY