吉田博、丸山晩霞、中村清太郎、茨木猪之吉、足立源一郎、大下藤次郎。明治生まれの風景画家だった彼らは、描きたい風景を求めて旅をし、山に登った。昭和11年に「日本山岳画協会」を創設させた主要メンバーでもある。しかしそのなかに大下藤次郎だけが含まれていない。明治44年に42歳の若さでこの世を去ったからである。 »STORY
10月8日9日、Mountain Club第4回目イベントを尾瀬にて行った。今回のテーマは「スケッチ&トレッキング」。秋が深まりつつある尾瀬を、スケッチブック片手にゆるりと歩こうというものだ。平坦な木道が続く尾瀬の湿原はぶらぶら歩くのにうってつけで、穏やかで美しい風景もまた絵心をくすぐる。まさにスケッチ山行にぴったりの場所である。 »STORY